ぐっさんの考え

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モノを売らない店の拡大

モノからコトへの流れ

モノが溢れすぎて、消費がコトに流れている時代。ショッピングモールの売り場も、従来の物販型ではなく、体験を味わえる「売らない店」が増えつつあるという記事を読みました。とても興味深かったので、ご紹介。

 

丸井グループの売り場面積も下記の通り、5年後には売らない店が60%になる目標を立てているようです。信じられないですよね。買い物は、全部EC通販で済ませて、店舗では体験、体感を味わうことになるわけですね。

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引用 週刊東洋経済2019.11.9 75ページ

 

この記事で紹介されている「売らない店」をご紹介

 

①FABRIC TOKYO

オーダーメイドのスーツのお店です。下記サイトを見ると、店舗は、関東を中心に全国17店舗。お店では採寸を行い、オーダーはスマホで注文。商品は、自宅に届きます。

 

fabric-tokyo.com

 

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②SHIBUYA BASE

 こちらは、小売業がたくさん集まるECシステムのBASE。渋谷マルイの実店舗で、出店する事が出来ます。なかなかネットだけでは、商品を訴求できないモノです。普段は、EC通販をやって、年に1回、実店舗で販売する。こんな事がBASEに出店していると出来るようです。

thebase.in

 

 

③GU

低価格アパレルのGUも、店舗で試着して注文はネットでという店舗があるようです。

店舗で商品を売らないと、在庫管理や補充もいらないし、お金を取り扱わなくてよいので、レジのスタッフの数も減らせます。ただ、GUの商品だと、商品を売っている店舗もたくさんあるので、直ぐに持って帰りたいとう気持ちになりそうですが。。

www.asahi.com

 

モノを売らないお店の拡大

何でもネットで安く買える時代。リアル店舗は、価格以外の付加価値を顧客に提案しないと生き残れません。その付加価値がオーダーメイドだったり、店員さんとのコミュニケーションだったり、ギフトラッピングだったりする。リアル店舗は、今後どのような形で生き残るのか、そしてECとどのように融合するのか、楽しみです。