ぐっさんの考え

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大人でも高校の教科書でもう一度勉強をしよう!

佐藤優さんの「調べる技術、書く技術」を購入

元外交員でベストセラー作家の佐藤優さんの「調べる技術、書く技術」を読みました。

この本は、知的生産を行う上で必要なインプットをどのように行うべきかがしっかり記載されている本です。とても読みやすく、大変勉強になりました。

 

人間の自由時間は有限で、情報のインプットを行える時間には限りがあります。だからこそ、効率的なINPUTを行う必要があると佐藤氏は言います。

 

情報のインプットと言っても、画期的な方法があるわけではなく、基本は、本を読んだり新聞を読んだりすることで、知識を高める方法です。この本では、そのテクニックがしっかり記載されているので、知的生活をこれから始めたい人にとっては、素晴らしい入門書だと思います。

 

大人でも高校の教科書でもう一度勉強すべき理由

日経新聞を読んで、記事の内容が頭の中にスラスラ入る人は、基礎的な知識や教養が身についている方です。

 

しかし、基礎的な知識や教養が不足していると、新聞やニュースの記事を理解することができず、結局どれだけインプットをしても頭に入らない・残らない可能性があります。その為には、大人であっても基礎的な知識と教養を学びなさなくてはいけません。

 

効率的なINPUTを行う。それには、しっかりとした土台を固める必要があり、その基礎固めは、高校の教科書が一番確実で有効だと佐藤氏は言います。

 

下記、本書で紹介されている教科書を紹介します。

 

日本史 

日本史A 改訂版 [日A311] 山川出版 文部科学省検定済教科書

日本史A 改訂版 [日A311] 山川出版 文部科学省検定済教科書

 

 世界史 

 政治・経済 

詳説 政治・経済研究

詳説 政治・経済研究

 

 佐藤氏は、これに加え、数学も学びなおす事をオススメしています。今さら数学なんて学びたくないと思っている私ですが、数学を学びなおすことで、ロジカルに考える力が鍛えられるという言います。

 

佐藤氏のおすすめ2冊です。数学が苦手な方は、中学数学から学びましょう。

 

 

 

 

大人になってから教科書を読む

勉強が嫌いだった人にとって「教科書」を今さら読むなんて、考えられないでしょう。

でも社会人を長年経験し、今の知識の状態でもう一度「教科書」と向き合う。なかなか出来ない事かもしれませんが、実施できた人は、他の大人に比べても格段に教養を高められるでしょう。

 

大人が「教科書」と向き合っても、テスト勉強もないし、受験もありません。

ただ単に知識を増やす為に「教科書」を読むことが出来ます。これが、学生との大きな違いですね。

 

自身の教養を高めたい方は、もう一度、教科書に向き合ってみてはいかがでしょうか。