50代も大変
私のような氷河期世代組は、管理職に成れずに歳を重ねている人ばっかり。管理職であっても部下がいないので、基本、何でも自分でやる世代だと感じています。その一方で、若い時から部下に恵まれ、人への指示や管理が抜群に上手い人もいます。今の50代です。
自分で何でもやる歴 20年 のAさん
自分で何でもやる歴 10年
人を動かして仕事をやる歴 10年
職歴合計 20年 のBさん
どっちが良い人材になっていると思いますか?
このケースの場合、多くの会社ではBさんの役職が高くて給料も良いでしょう。
でもBさんのような人がさらに10年働くとすると下記の2パターンに分かれます。出世競争を勝ち抜いた人とそうでない人です。
出世競争を勝ち抜いた50代
自分で何でもやる歴 10年
人を動かして仕事をやる歴 10年
さらに多くの人を動かしてやる歴 10年
合計 30年 Cさん
出世競争に敗れた50代
自分で何でもやる歴 10年
人を動かして仕事をやる歴 10年
自分で何でもやる歴 10年
合計 30年 Dさん
Cさんは、部長、役員へのステップに進みますが、Dさんは、管理職でありながら部下がいない名ばかり管理職となります。
こう考えると今の50代も大変だなぁとつくづく感じます。
会社のお荷物、高級取りの50代
名ばかり管理職の方々は、終身雇用が崩壊した今の時代。非常に厳しい立場に置かれています。
一度管理職を経験しているので、部下を使って仕事をする期間が長く、自分一人でやり抜く力が低下している。
管理職から一般社員レベルに戻ると、仕事へのモチベーションも上がりません。
役職を失っても給料はそのまま維持される為、早期退職やリストラの対象にもなります。
この使えない50代が、儲からない企業の収益を圧迫し、長年続いた終身雇用制度を終わらせようとしています。
お荷物社員にならない為に
自分がお荷物社員にならない為には
- 起業する
- 活躍できる場に転職する
- 投資家になる
- 給料に見合った働きができるように奮起する
- などなど
いろいろ挽回のチャンスはあります。
高級取りの50代は、会社にしがみ付くしか方法がないわけではありません。
素敵な50代を迎える為に、私は今を精一杯頑張ります。