夢の週休3日制 日本マイクロソフト
マイクロソフトが8月に週休3日制を導入した結果、労働生産性が40%も向上したとの記事を読みました。
マイクロソフトがやったこと
- 週休3日
- メールや会議に費やす時間の削減
- メッセージアプリの活用
- 会議そのものを無くす
その結果
- 電気消費量 23.1%減少
- 書類印刷枚数 58.7%減少
週休3日制は、社員に金曜日も休めるよう仕事を早くこなす意識をもたらし、生産性の向上につながるとの事です。
なんとも羨ましい働き方。
労働時間=仕事の成果ではない
この週休3日制、全ての企業で効果が出る施策ではありません。日本マイクロソフトだから、週休3日制でも効果があったのではないでしょうか。とわいえ、マイクロソフトと同職種の企業であれば週休3日はかなり有効なのかもしれません。
私自身、労働時間=仕事の成果ではないと思っています。どんな仕事も効率化を考え、準備を怠らなければ、短時間で同じ結果を出せる事は多々あります。マイクロソフトのように金曜日が休みと決まれば、段取りの良い人は、仕事が溜まらないように策を打ちます。それが、生産性40%に繋がったのではないでしょうか。
ただ企業が、週休3日制をそのまま継続する事も難しいと思っています。就職市場では人気が出るかもしれませんが、人件費の観点から見ると、高コストになります。週休3日制で行けるなら、週休2日制にして人員を減らすというのが株主や経営者目線ではあたり前の事です。企業は、株主の利益の為に存在する。このあたりとの兼ね合いが週休3日制導入の壁ではないでしょうか。
AIやRPAがあたり前に導入されれば、ホワイトカラーの業務はほとんど無くなると言われています。仕事はしなくても仕事が回る。
週休3日制があたり前になれば、働き方は大きく変わります。マイクロソフトのような企業が次々現れ世の中のスタンダードになって欲しいです。
ちなみに、今年はもう3連休はありません。お正月まで、体調を崩さずに頑張りましょう。