使い捨て人材は安いほうがいい。
昨日のニュースを見て、確かにそうかなと感じたニュースをご紹介。
このニュースを要約すると
- 日本政府は、2025年までに外国人労働者50万人を増やす方針を発表!
- 少子高齢化による労働力不足を外国人で解決する狙い。
- 企業側も「誰でもできる仕事」は、人件費が安い外国人労働者にやらせる。
- そうなると「誰でもできる仕事」は、コモディティ化(日用品化)していく。
- 「コモディティ化した仕事」は「使い捨て」「代替え可能」だから、使い捨て人材にやってもらう傾向になる。
- 会計士や税理士など今までは専門職に見える仕事も「コモディティ化した仕事」になっている。(恐らく、今後のAIやITツールの発達)
- 自分だけは専門職と思っていても、社会から見ると皆専門職ではなくなってしまっている。
- そのような世界では、学歴や資格というものは一切役に立たない。誰でもできる仕事があふれる社会では、学歴も資格も必要なく、使い捨て人材で事が足りるからだ。
- コモディティ化した社会では、学歴や資格にかけた苦労と金額が無駄になってしまう。
- 自分がコモディティ化から抜け出せるかどうかが重要で、それが出来ないと、必ず買い叩かれてワーキングプア化してしまう。
私もまさにこの事実を日頃から実感していたので、上手く纏まっている記事だと納得しました。
自分は学歴も資格もあって、大丈夫って思っている人ほど、ヤバイ現実が日本に近づいているのです。
学歴や資格は必要か
この5年、10年で大きく社会は変化しました。iPhoneが日本に登場したのは、約10年前。10年前にここまでスマホが社会に浸透するとは、多くの人は予想も出来なかったでしょう。
たった10年で世の中は大きく変わるのです。さらにこの急激な変化は、もっと短いサイクルで革新していきます。
修士卒、博士号取得。大変な時間とお金がかかります。今だと、普通の学生でも修士へのコースを検討する人は多々いるのではないでしょうか。
大卒でも4年
修士だと6年
博士だと8年
ITが進むスピードやコモディティ化していく仕事のスピードに対して、これだけの学業に関わる時間を費やして、リターンがあるでしょうか?
海外の大学に行くとか、大学に行きながらスタートアップのベンチャーで働き、いつでも社会に出れる準備をしておかないと学歴や資格があっても「コモディティ化した仕事」しかない可能性は大きくあります。
学歴や資格があっても、やりたい仕事がない。
こんな社会が当たり前になる時代がやってきます。
このような時代に悲観するか、チャンスと捉えて人と違った行動をするのか。
コツコツやっても報われない、いろいろ面倒な時代に日本も突入します。