通勤時間が日本の生産性を低下させている
3連休の初日、外は大雨。頭痛が酷く、何も気力が出ない。珍しくネガティブな気持ちで台風が迫ってくるのを待っています。少しでも元気を出そうと、DaiGoさんの超時間術を読みました。
日本人の労働生産性は、ドイツなど他国の先進国に比べ低いといわれていますが、長い通勤時間こそが日本人の生産性を下げる大きな要因の一つだと「通勤」に関する研究でわかってきたようです。
ドイツの研究では「長時間の通勤がもたらすストレスは、年収が40%アップしないと釣り合わない」との結論を出しています。
また、スウェーデンの研究では、夫の通勤時間が45分を超えたところから、離婚率が40%も高くなっていたとの事。
さらにアメリカの研究によると、通勤時間が長いと肥満にもなるようです。通勤時間が1分増える毎に、運動時間が1日0.0257分ずつ減り、睡眠時間は、0.2205分のペースで減っていく傾向が明らかになったそうです。
上記をまとめると、通勤が長くなると、
- 仕事の生産性が下がる
- 離婚率が高くなる
- 運動不足で肥満になる
となります。
自転車通勤ならストレスが30%減る
電車やバスを使わずに自転車に切り替えるだけでも、毎日のストレスを大幅に減らすことができます。
カナダのIT企業の調査によるとメンタルへの負担が少ない通勤方法の代1位が「自転車通勤」で、2番手の「電車やバス」よりも30%ストレスが少なかったとの事。逆にもっともメンタルへの負担が多いのは「車通勤」だったそうです。これは意外ですね。
また自転車通勤は、車や電車で通勤する人よりも心臓病にかかる確率が41%、癌の死亡率は40%も低い傾向がありました。自転車通勤は、ストレスを減らすだけでなく、寿命を延ばす効果があるようです。
家賃が高くても会社の近くに住む意味
上記の結果を見てみると「通勤時間」が与える影響は、仕事にも身体にも家族にも、非常に大きいモノである事がわかります。
一人暮らしの人なら、迷うことなく会社の近くに住みましょう。
結婚してまだ子供がいないなら、狭くてもよいので、会社の近くに住みましょう。
マイホームの購入を検討している方は、通勤時間を十分に考慮して場所を決めましょう。広い家に住むのは、老後でも問題ないと思います。
私のようにマイホームを購入した方は、身動きが取りづらいかもしれませんが、少しでも通勤ストレスが減るように心がけましょう。
私は、セカンドハウス、自転車通勤で「通勤時間」の大幅短縮を狙っています。