リリース承認会
昨日、私の部署で開発した新サービスのシステムが完成し、市場リリースの社長承認会がありました。結果は、見事通過。来月より、新サービスを開始することが確定しました。
私の会社では、新しいサービスを市場リリースする前に、最期の関門「リリース承認会」があり、そこを通過しないとサービスを開始する事が出来ません。
その会には、法チェック、セキュリティ、動作テストの結果、営業戦略、損益収支等を記載したたくさんの資料、デモ画面を用意しなくてはいけません。
大変な作業量ですが、私の部署では、私が全て資料を準備してきました。しかし、4月より私にも部下が出来たので、その作業を部下のA 君に全てお任せすることにしました。そして、私の部下A 君が社長や役員メンバーに対して、完璧なプレゼンをし、見事決裁を勝ち取りました。
自分でやり切るよりも嬉しい
社長プレゼンが終わると、ドバっと疲れが出るのと同時に無事通過すると何ともいえない達成感があります。却下だと疲れだけが、残ります。
今回、部下のA君にほぼ任せた事で自分の役割が大きく減りました。でも立派にプレゼンするA君を見て、何とも言えない達成感を味わえました。チームで達成する喜び、成長した部下を見る喜び。途中で変わってあげたくなりましたが心を鬼して任せた事が正しかったと再認識した喜び。いろいろです。
部下の活躍が、こんなに嬉しい事とは全然知りませんでした。
世代交代
成長した部下がいずれ、年下の上司となり、嫉妬や妬みに変わるかもしれませんが、私の部下でいる間は、部下の成長がホント楽しみです。新入社員のBさんも、スポンジのように仕事を吸収し、成長しています。
どんな優秀な人が辞めても、抜けた穴を埋める力で残ったメンバーが急成長して仕事は、なんとか回るものです。
私も超優秀な上司が抜けて、その後継になった事で仕事の幅や上との人脈も広がっていると感じます。
とても、いい循環ですね。