走り幅跳びで、27年ぶりの日本記録
17日に開催された走り幅跳びで、27年間破られなかった記録が1日に2回も更新されるという出来事がありました。
今までの日本記録は、
1992年に森長正樹さん(日本大学)が出した8m25cmです。
この日本記録は、27年間、誰にも破られませんでした。
その記録を、本大会で、橋岡優輝さん(日本大学)が、8m32cmを出して、日本記録を更新しました。
27年間破られていない日本記録を7cmも更新したわけなので、そんな簡単に破られるわけありません。
しかし、この日は奇跡が起きました。
30分後、城山正太郎さんが、8m40cmを出して、日本記録をさらに更新したわけです。
8m25cm 森長正樹さん
↓
27年間
↓
8m32cm 橋岡優輝さん
↓
30分
↓
8m40cm 城山正太郎さん
歴史に残る日本記録ラッシュです。
世界記録は、マイク・パウエルの8m95cm
走り幅跳びの世界記録は、1991年の世界陸上(東京)にマイク・パウエルが出した伝説の世界記録、8m95cmが今も破られていません。
28年間も破られていないわけです。凄い。
この日の世界陸上(東京)、今でもカール・ルイスとマイク・パウエルの戦いをしっかり覚えています。
カールルイスが、無敵の時代でした。8m91cmを出して、誰もがルイスの金メダルは確定と思っていたところ、マイク・パウエルが、8m95cmというとんでもない記録を出したわけです。
カールルイスの8m91cmは、完璧なジャンプでした。その数十分後に、28年間破られない伝説の記録が誕生したわけです。
※若い人は知らないとおもうので、動画をご覧ください。凄まじいです。
走り幅跳びの神様
何が言いたいかというと、日本には、走り幅跳びの神様がいて、28年前には、カール・ルイスとマイク・パウエルに力を与えました。
今回の大会では、橋岡優輝さんと城山正太郎さんに力を与えました。
そうじゃないと、この大記録ラッシュ、説明がつきません。笑。