お盆に突然SA営業停止
従業員のストライキにより、お盆時期にサービスエリアが営業を停止したようです。ある従業員が解雇された事により、経営者と従業員の意見が対立し、ストにまで発展したようです。
私も過去に同じような事をした事が
学生時代、個人経営のコーヒーショップでアルバイトをしていた時期があります。
コーヒーが美味しく、非常に人気の店だったのですが、店長がバイトのスタッフに対して非常に理不尽で、それに耐えきれなかった私と同僚2人で退職願を一斉に出した事があります。
その店は、店長とアルバイト3名のみだったので、3人が一斉に辞めるとお店が回りません。もう20年以上前の話になりますが、お店やお客様に悪いことをしたと思っています。
一斉退職の理由は、以下の通り。
- 店長がバイトスタッフに対して人格否定をする
- レジのお金が合わなかったり、食器が割れると、従業員が弁償をさせられる。
- 仕事が出来ない人間を執拗にイジメる
当時はまだ「パワハラ」という言葉も存在せず、厳しい指導があたり前の時代でした。私もこれが社会ではあたり前の事なのか、どうかも判断がつかない年齢でしたが、年上の同僚が店長の異常性に気づき、これはおかしいという事で一斉退職の流れになりました。ちなみに、私たち3人は、ほぼ同時に採用されたのですが、前のバイト達も店長の行動が理由により、一斉退職していたようです。
このように、理不尽なパワハラをしていると、スタッフは確実に逃げ、結果的にはその被害は自分に返ってきます。
マネジメントスキル
従業員に緊張感を持して、やる気も出させる。さらに、従業員からの信頼も受ける。
これ、めちゃくちゃ難しい事です。
厳しすぎると忠誠心も無くなるし、
甘やかしすぎると緊張感が無くなり仕事をしなくなる
マネジメントのスキルが欠落していると、今回のサービスエリアのみストライキや私のコーヒーショップのようになるのでしょう。
従業員への愛のムチであっても、それを受け取る側がパワハラと認定すれば、愛のムチがただのムチになります。
自分だけは大丈夫という考えが、命取りになります。
ネット拡散力により、個人もパワーを持つ時代
今は、TwitterやYoutubeにより、過度なパワハラは直ぐに投稿され、世間に晒されてるようになりました。これはいい面も悪い面もありますが、経営者にとっては、パワハラがまかり通らない時代になった事は事実です。
どんなポジション、どんな場所、どんな時でも誠意ある行動をする。
私も心がけます。