退職代行
近年、ブラック企業が問題化する中で、嫌な仕事を今直ぐに辞めて新しい会社に転職するというあたり前の行動が、支持される時代になってきました。
どうしても辞めずらい人向けのサービスとして、下記のような転職代行サービスもあるようです。このサービス物凄い反響があるようで、一か月に300件の依頼があるようです。
日本には「途中で辞めることは悪いこと」という文化が根強く残っており、仕事を途中で投げ出すことは、悪と思ってしまうのです。特に若い世代は、素直にその会社の怖い上司や周りの同僚の意見を聞いてしまい、逃げ出せずに、追い詰められてしまうようです。
退職代行サービスが出た時は、私も驚きましたが、このサービスにより、新しい人生を歩めた人はたくさんいると思います。極端な例で言うと、命を救うサービスでもありますね。
起業や転職
私自身の起業や転職の話をします。
30歳で早期退職勧告
一番最初に転職を考えたのは、30歳の時でした。
理由は、会社の業績が非常に悪く、会社が大リストラを決行した時です。
世間で今行われているリストラは、45歳以上限定で行われる場合が多いですが、その時のリストラは、年齢制限なし行われました。面接で上司に「君は若いから、今なら仕事が見つかる。前向きに転職を検討してみては?」と真剣に言われました。私は、その時点で、他に転職する勇気も実力もなく、会社からの提示はお断りしました。その時、私よりも若い同僚は、2~3名転職をしました。今では、みんな活躍しています。
じゃぁ、この時、辞めるべきだったかと言うと、辞めなくて良かったと今は感じています。
40歳でスタートアップ企業に?
もう3年前になるでしょうか。40歳の時に会社を辞めて、知り合いのスタートアップ起業に合流する事を決意しました。初めて、今の会社を辞めると決断しました。会社を辞める事は、数名の取引先、直属の上司、妻、兄などに相談をしました。ほぼ全員が反対。妻だけは、お金を入れてくれるなら好きにしたらと言われましたが本気とは思っていなかったのでしょう。結局、私とその会社の間でもいろいろあって、断念することになりました。39歳の時に決意して、40歳に退職というプランだったので、約1年間は真剣に考えていました。
じゃぁ、この時、辞めるべきだったかと言うと、辞めなくて良かったと今は感じています。でも、会社を辞めるという事を、周りの人間に言った場合、どのような反応をするかを知る事が出来ました。
このままでは終わりたくない
今の会社、給料も悪くないし、同僚も最高。毎週月曜日に会社に行く事は、全く苦ではありません。でも、5年後、10年後、業界の変化によって、全く違う環境に追い込まれているような気がしています。60歳まで、あと17年、今の仕事で今の給料が貰えるとは到底思えません。
今の会社で定年を迎える事は、とてつもなく難しい事だと感じています。
AI時代の洗礼により仕事がなくなった時点で職を探すのか。今から準備して、大船が荒波に飲み込まれる前に飛び出すのか。それは、今会社にいる人、それぞれの選択です。
私は、隠れて準備をしています。笑。
- 毎日の英語勉強を少しでも生かせる仕事はないのか。
- 雇われない雇わない生活は、いつから始められるのか。
- 夫婦でブログ生活、いつまで続くのか。
- 転職をして、他の芝生を見て視野を広げたい。
これから時代、普通に仕事をしていたら、職がなくなる時代です。時代の先を見て、動くこと。それも人よりも先に動くこと。
でも焦り過ぎてもダメですね。
(私自身2回、退職をとどまって、今は良かったと思えていますから)
自分に合ったタイミングは、必ずあります。
私は、最高のタイミングを狙っています。
皆さまも最高のタイミングを狙いましょう!
このままで、終わりたくない
これからの人生で、転職、起業、海外生活等を全部経験したいと思っています。
もう43歳なので、チャレンジするには、遅すぎるかもしれませんが、私はバカなので諦めません。
この先の人生どうなるかわかりませんが、チャレンジして失敗しても、そんな最悪な結果にはならないはずです。
読書が出来て、ネットフリックスが見れて、家族が元気で、たまには、多少の贅沢が出来れば、それで充分。
歳を取り、あの時チャレンジしなかった事を悔やむ事は、絶対にしたくありません。
世の中の変化はドンドン早くなるのに、歳を取ると億劫になる。
私は、このままでは終わりたくありません。