多動性障害(ADHD)
私自身、完璧な人間とはほど遠い人間です。
仕事でのミスはもちろん、日常生活でもいつもやらかして、周りの同僚や家族に迷惑をかけています。
一つの事に集中すると周りが見えない性格。なので、電車の乗り過ごしなんて日常茶飯事だし、パソコンに集中して仕事をしていると、周りの声など一切聞こえません。
小さいころから注意力散漫と言われ、先生や周りの人からいろいろ怒られてきました。
でも、ここ最近、私のような悩みを持つ方が、他にもたくさんいる事がわかりました。
ADHDと呼ばれる障害です。障害と聞くと、何かネガティブなイメージを持つ方がいられると思いますが、そんな事はありません。ADHDの方でも、ビジネスで成功されている方は多数いますし、ある統計によると10人に1人は、ADHDの可能性があると言われています。
私も昔は「周りの人からバカ」と思われるのが嫌で、仕事のミスや失敗を隠そうとしていました。でも、頑張っても、注意を払ってもミスは無くなりません。(私の場合)
ある時期に吹っ切れて、仕事でミスをしたり、日常で失敗をしたりしても、包み隠さずオープンにする事にしました。
このブログでもそうです。
財布を無くしたり、メガネを割ったりした失敗談を赤裸々に語っています。
今では、職場の同僚(上司、部下)も、仲の良い取引先も私のこの性格を理解してくれています。
このようにちゃん告白をしていれば、絶対に失敗が許されない職場に回される事もないし、本人に向いている職種に配置してもらえる事も可能だと思います。
ただ、ADHDの理解がない方が大多数なので、自分の事を会社でADHDと言いふらすことは絶対にやめましょう。
「失敗談」を恐れず語る大切さ
話は変わります。
こんな私でも今では、部下を数名持つ立場となりました。
下記の本に書かれている内容で、とても共感した部分がありますので、皆様にもシェアします。
人間のコミュニケーションを円滑にする方法を模索するツールとして、「ジョハリの窓」と呼ばれるものがあります。
ジョハリの窓
1 自分も他人も持っている自分 開放の窓
2 他人は知っているが自分は知らない 盲点の窓
3 自分は知っているが他人はしらない自分 秘密の窓
4 自分も他人もしらない自分 未知の窓
リーダーとして大事なことは、この3「秘密の窓」を積極的にオープンにしていくことです。自分の失敗談や恋愛、家族、生い立ちについて積極的に打ち明けていきます。
プライベートな話になると思いますが、これらを相手に話していくと、大きなメリットがあります。
自分の秘密をオープンに伝えていくと、相手も心を打ち明けてくれるようになります。
これを「返報性の原理)と呼びます。相手に何かをしてもらったら、自分も何かを返さなくてはならないという心理です。
なので、
2流のリーダーは、自慢話ばかりをしたがる
1流のリーダーは、積極的に失敗談を話す
私の会社の中を見てみても、失敗談をストレートに話できる上司は、非常に多いです。そんな上司には、親近感が湧きますし、付いていきたいと素直に思います。
冒頭でもお伝えした通り、私は「失敗談」を日々量産するタイプなので、周りの人にこれらを話すと、笑いも起きますし、そんな人と認定されます。
私の例は、あまり参考にならないと思いますが、どんなしっかりした人でも「失敗談」はあるはずです。それを包み隠さず、周りに話してみてはどうでしょうか?
無理をして仕事をしても、カッコつけて仕事をしても、周りの理解や信用は得られません。
「失敗談」を恐れずに語る大切さ。
もっと詳しく読みたい方は、ぜひ、こちらで続きをお読みください。
それでは ぐっさん