新入社員が加入して、職場が若返る
私の職場に新入社員が入って、早3週間が過ぎました。
挨拶も完璧、デスクワークも完璧、いつも笑顔、そして気配りもできる。
素晴らしい新人が入ってくれました。
人事部様、ナイス採用です。感謝!
今まで、私の部署は8名で平均年齢、48歳でした。
22歳の新入社員Aさんが入ることで、平均年齢が45歳になり、一気に平均年齢が3歳若返りました。
一緒に仕事をする53歳のBさんのやる気スイッチはON。30歳で指導員を任されたCさんも、後輩が入ったことで、少し立派になったように感じます。
一人の社員が組織に入ることで、職場全体が活性化すること、これは「カマス理論」と呼ばれているそうです。
カマス理論
「カマス理論」とは、人事異動で職場を活性化するときによく使われる言葉です。私自身は、結婚式のスピーチで、上司がこの話をしてくれた事で知りました。
カマス理論とは?
水槽にカマスを入れ、その中にエサとなる小魚を放り込むと、鋭い歯で襲いかかる。次にその水槽に透明の間仕切りを設け、一方にカマス、一方に小魚を入れる。するとカマスは、エサを食べようとして何度も何度も間仕切りに体当たりを繰り返すが食べることができず、終いには諦めて、間仕切りをはずしても小魚を襲わなくなるというのだ。
間仕切りをはずした状態で新たに別のカマスを水槽に入れる。当然新しいカマスは、小魚に襲いかかる。すると、それを見た最初のカマスは、まるで目が覚めたように猛然と小魚に襲いかかるそうだ。組織が停滞すると、思い込みや諦めを招く「仕切り」ができやすい。それを取り除き、活性化させるためには、新しいカマスを放り込むことも1つの方法だろう。人事は、小魚を襲わなくなったカマスを目覚めさせる絶好の機会でもある。
職場の活性化
私の職場では、この3月に、60歳の超ベテラン社員と、42歳の中堅社員が職場を離れました。(定年と退職)
私の思いとしては、即戦力の力が抜けているので、補充も仕事の出来る中堅社員の加入がベストと感じていました。ただ、上司の話では、新卒の新入社員が長期的にみると使えるようになると聞いていたので、新人の加入を楽しみにしていました。
新入社員が入って、早3週間。結果的に職場全体が活性化しましたので本当に良かったと感じています。
22歳の元気な新人が入ったことで、他の社員の行動が変わる。まさに、カマス理論でいうと、今まで凝り固まった仕切りが職場に出来ていたのでしょう。新しいカマス(新入社員)が入ることで、おとなしくなっていた他のカマス(先輩方)が仕切りを超えて躍動するようになりました。
やっぱり、仕事が今すぐ出来なくても、新人を組織に入れることは劇薬となります。
10年後はどうなるのか?
私の職場は、平均年齢が45歳になったとは言え、おっさんばかりの職場です。
8年経つと、5人が定年になり、私が51歳で最長老となります。
そこまで、会社が安泰かどうかは一切わかりませんが、会社と組織が存続し、発展していく為には、新しいカマス(新入社員)がドンドン必要になります。
自分自身も身を引き締め、新しい事にもどんどんチャレンジしたいです。
それでは ぐっさん。