転職とは猿の枝渡り
転職のセオリーは「猿の枝渡り」と言います。
猿が次の枝を掴んでから今掴んでいる枝を離すように、転職も次の職場の内定を貰ってから今の職場を辞める必要があります。そうしないと、給料をもらえない時期も発生しますし、余裕がなくなって、次の転職先を妥協してしまうからです。
無事転職先が決まり、今の会社を辞める決断をした際、転職先を今の会社に伝える必要はあるのでしょうか?
私自身も、転職される方には、必ず聞きます。
「次、どこに行くの?」
転職を12回された転職の達人「山崎元さん」の本によると、転職先は言わなくても良いとの事です。
転職は決まったけど、行先を会社に伝えるかどうか、迷われている方に参考になる記事を見つめましたので、一部情報をシェアいたします。
転職先は言わなくてもいい
具体的な転職の手順です。(引用 一生、同じ会社で働きますか?より)
1 上司に最初に伝える
まずは、転職の意思は直属の上司に伝える。頭越しにさらに上の人や直接人事部などに伝えると、上司の顔を潰すことになります。 転職にはパワーも要ります。直属の上司の機嫌を損ねると、手続きがスムーズに運びません。
2 退職日を明確に伝える
転職には、転職先に良いコンディションで移ることが最も重要です。退職希望日をはっきり伝え、スパッと辞める。上司の慰留説得には、長期間、付き合わないように注意しましょう。ただ、辞めると決めた後で、やっぱり残るという判断は、転職先に対する約束違反であり、社会人失格となります。辞めると言うと、後には戻れないという点だけはしっかりと認識しましょう。
3 転職先は聞かれても言わない
転職して行く先の会社がどこなのかは、基本的に言わなくてもいい。「どこに行くの?」と聞かれても「それは自分の問題なので申し上げらません。ご心配頂かなくて結構です」と相手にはっきり言うと事が大切のようです。
転職先を伝えてしまうと、転職先のネガティブな情報を吹き込まれたり、嫉妬を生んだり、邪魔が入ったりする可能性があります。
また、行先については余計な嘘は不要です。たとえば、「留学する」とか「司法試験を受ける」など、自分がつまらない嘘を背負い込むようなことは絶対にしてはいけません。
転職するにもテクニックがあると実感
著書の山崎元さんは、なんと12回も転職されています。流石に、これは多すぎと感じますが、この本では、山崎さんの実体験を元に、転職はどのようにすべきなのかが、具体的に書かれている良書です。
転職を考えている方は、このような本を読んで、知識武装をしてから「転職」に挑んでください。
これからの時代「転職」が普通の時代になります。
どんな方でも、準備をしっかりしておきましょう。
それでは ぐっさん。