ぐっさんの考え

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勤務時間外に会社の電話に出たくない!繋がれない権利を主張する大切さ。

 

休日も会社の携帯電話を持っていますか?

みなさま 帰宅後や土日祝も会社の携帯電話が鳴れば、とって対応していますか?

 

私は、12年程前から、WEBサービスに従事している事もあり、お正月でもGWでも旅行先でも、会社の携帯電話を持ち歩き、緊急の場合は対応をしています。

 

でも本来の就業規則で言えば、帰宅後や土日祝の電話対応など、やらなくても良いはずです。

 

しかしながら、WEBサービスは24時間、365日動いています。緊急時は担当である私が対応しなくては、お客様に大変迷惑をかけてしまいます。

 

よって仕方なしに、会社の携帯電話を、休日中でも持ち歩いています

 

私と同じように、365日会社携帯に縛られている方も多いのではないでしょうか?

 

欧米で法制化が広がる “完全ログオフ権”

欧米では、勤務時間外は、会社からのアクセスを遮断できる法制化が進んでいるようです。素晴らしい!!

勤務時間外の対応を拒否できる「つながらない権利」の法制化が欧米で広がっているようです。欧米で法制化が広がる “完全ログオフ権”
2017年1月に施行されたフランスの改正労働法。
50人以上を雇用する企業に勤務時間外のアクセスを遮断できる権利定款の策定が義務付けられました。これにより、従業員は、勤務時間外の自由が法的に認められることになった。「つながらない権利」という考え方はこの法改正を皮切りに広がり、これまでにイタリアでも同様の法律が施行。アメリカ・ニューヨーク市でも条例案として審議されており、こちらには罰金の罰則も科しているという。

headlines.yahoo.co.jp

 

勤務外であっても、会社の携帯電話に出なくてはならない理由

日本でも、勤務時間外であれば、基本、会社の携帯電話に出る必要はありません。

でも、私のように仕方なしに、対応せざるを得ない方はたくさんいるでしょう。

 

理由は、いくつかあります。

 

  • 勤務時間外に対応する人的体制を作ると、会社から見ると大幅なコストアップになる
  • そもそも、一人しか担当がいないので、勤務時間外であっても対応するしかない。
  • 勤務時間外であっても会社の電話に出ないと、会社から怒られる。
  • 勤務時間外でも、電話に出る人、出ない人の差が激しく、結局、出る人に仕事が偏ってしまう。

一番難しい問題は、会社のコスト面だと感じています。従業員の給料は、従事するサービスの利益から払われているのが基本の考えです。

 

もし、勤務時間外も対応できるシフトを行うと、人件費が高騰し、損益収支が合いません。なので、勤務時間外であっても、そのサービス担当者の力を借りたいと思うのが、会社側から見た本音でしょう。

 

勤務時間外は、完全に「自由」

この問題、非常に難しい問題だと感じていますが、私の考えは

 

「会社の携帯電話に出たい人は出る、出たくない人は電源を切る」

 

これが今のベストな考えと思っています。

 

会社の携帯電話に出たい人は、自分の時間を犠牲にしても、サービスを向上させたいと思っていたり、お客様や取引先に迷惑をかけたくないと思っている人です。このように思う方は、自分の意思で思う存分、休日対応してあげれば良いと思います。

 

どうしても自分の時間を邪魔されたくないと思う方は、会社の携帯電話をOFFにしましょう。繋がれない権利を主張しないと、会社も周りの人も、このあたり前の権利をわかってくれないです。

 

勤務時間外の電話は、出たい人は出る、出なくない人は出ない

 

それで、良いです。

 

但し、日本も欧米みたいに「繋がれない権利」があたり前に守られる法制化が進むことを望みます。

 

それでは ぐっさん。