上司が無能になるワケ
DAIGOさんの上司が無能になるワケ。
とても共感しました。まだ見ていない人は、是非!
例えば、物凄く現場で優秀な営業マンがいるとします。
日本のサラリーマン社会だと、そんな人は、社内で昇格して、管理職ポストが与えられます。
でも、実際それが企業にとって、正しい人材配置でしょうか?
- 現場でお金をもの凄く稼ぐ営業マン
- グループ社員をマネジメントして、強い集団できる管理職
1を出来る人が、必ず2も出来る事はありません。
逆に2を出来る人が、1を必ず出来ることもありません。
職種や職場によって、人が発揮できる能力は違います。
なので、DAIGOさんが言う「上司が無能になるワケ」は、適材適所で働いている人も、出世などにより、本人にとって苦手な仕事に配置転換されてしまい、その結果、本人の能力が発揮されず、無能になってしまうという事です。
天才的な活躍をしたAさんの話
私の会社に物凄く優秀な技術者がいました。
独自の発想で、新しいサービスやシステムを開発し、38歳の若さで最年少課長になりました。技術者として凄い成果を上げていたので、その仕事ぶりが評価され、若くして課長のポストが与えられました。
しかし、管理職になった数年後、鬱状態で会社に来なくなり、結局会社を退職することになりました。
技術者として、もの凄く活躍していたAさんも、管理職ポストの仕事はダメダメでした。
このように、個の力で物凄い能力を持っていても、人を使うのが苦手という人は確実に存在します。
逆に、任天堂の岩田社長のように、天才プログラマーでもありながら、社長として活躍も出来てしまう化物もいます。
今の日本の多くの企業は、現場で活躍すると管理職ポストが与えられて給料が上がる。
逆に、管理職を拒否すれば、給料が上がらないという仕組みになっています。
どのポジションで自分が生きるのか?
<企業の枠>
<ポジション>
- 上司で能力を発揮する人
- No.2のポジションで力を発揮する人
- 末端ポジションで力を発揮する人
<職種>
- 営業
- 企画
- 事務
- 工場
- 開発
- 品証
- 研究
これ以外にも、もっと様々な働くポジションがあります。
残念ながら、大企業だと、自分の得意なポジションが見つかっても、そこに留まれるかどうかわかりません。ベンチャーやフリーランスだと、自分の能力が発揮できるポジションを見つけられない可能性もあります。
自分の一番得意なポジションで働くって意外と難しいですね。
皆様も、ご自身の得意なポジションを理解していますか???
どんなポジションも出来る完璧な人間はいない。
一握りの天才を、除いて、どんなポジションでも活躍できる人はいません。
だからこそ、自分の強みと弱みを理解した上で、一番適したポジションを見つける事が重要だと思っています。
恐らく、私は管理職に向いていません。笑。
だからと言って、理想の一人仕事が向いているかどうかも怪しいです。
結局は、
いろいろやってみないとわからない
という事です。
皆様も自分の得意なポジションを見つけましょう。
それでは ぐっさん。