好きなようにしてください。
いつものようにKindle Unlimitedでレビューの高い本を探していたところ、最高の1冊を見つけました。
タイトルは「好きなようにしてください」楠木 建(著)
NewsPicksでの連載「楠木教授のキャリア相談」を一冊にまとめた本です。
大企業かスタートアップの企業のどちらに就職すれば良いですか?(大学生より)
→好きなようにしてください。
.....................................これに続いて、楠木 建さんのユーモアかつ説得力のある回答が次々聞ける。
これがとてもとても面白い。
読みだしたらあっという間に1冊を読み終えていました。
Kindle Unlimited会員の方は、是非!!
「黒歴史」は最上の財産
滑った転んだは必ずあるでしょう。そういう負の経験から学ぶ。これが若い時は最上の財産になります。僕の20代も「黒歴史」の連続でした。僕は、大切なことの本当のところは、自分で経験しなければわからないと思っています。よく「経験から学べ」と言いますが、非凡な天才は別にして、僕やあなたやお友達のようなフツーの人間は、本当の本質は経験から「しか」学べない、というのが僕の見解です。失敗というネガティブな経験は、最高の学習機会になります。。。。やはり本人が痛い思いをしないと、なかなか血となり肉とならない。
楠木 建さんが著書で語る、この言葉。私も非常に共感できました。
私自身、過去に何個も新規ビジネスを立ち上げ、その内の半分は失敗に終わっています。ビジネスにおいての「黒歴史」の数で言えば、社内では誰にも負けません。
私がサラリーマンではなく、起業家であれば、何回破産していることか。。
でもその「黒歴史」があったおかげで、多くの事を実践から学びました。
- 高度のスキルが身についた
- 社内外に人脈が増えた
- 大きなお金の使い方を理解した
- やってみないと結局何もわからない
- ビジネスで失敗しても挑戦しない人よりはマシ
これら、現在の仕事に大きく役立てていると感じています。
「黒歴史」過ぎてしまえば笑い話です。
その経験を生かして、次にヒットを飛ばせれば、帳消しにできます。
会社のお金をたくさん使える人は、優秀
何事もビジネスにおいては、
- ハイリスク、ハイリターン
- ローリスク、ローリターン
です。
ローリスク、ハイリターンがベストですが、そのような旨い仕事は、なかなか出会えません。だから、ハイリターンを狙うには、たくさんのお金を使う必要があります。
会社でお金をたくさん使うには、経営陣に「儲かる可能性」を示さなければなりません。なので、会社でたくさんのお金を使える人は、稼ぐ事を期待されている優秀な人なのです。
皆さんは、どうですか?
一つのヒットが未来を変える
私自身、20~30代に大きな失敗を沢山してきました。
「黒歴史」の連続です。でも、たくさんの打数に立つことで、ヒットも打ってきました。(打率は低めですが。。)
一つのヒットが生まれると、次もヒットを打ってくれると思われ、大きな仕事が任されます。三振ばかりが続くと、試合に出させてもらえなくなります。
特に、20~30代は、失敗を恐れずに、多くの打席に立つ。打席数が多いと、ヒットが生まれる確率が上がるし、成功しても、失敗してもそれら全てが経験になります。
一つのヒットが出るまで、挑戦する。
一つのヒットが出ると、2つの目のヒットは楽に打てます。
この積み重ねが、いつかホームランに繋がります。
皆さんも、是非、狙ってください。
それでは ぐっさん。