ゴマすり
スタンフォード大学ビジネススクールのジェフェリー・フェファーの調査によると、仕事で頑張るより、上司に「ゴマすり」するほうが統計学的には出世するようです。
仕事適当 → 上司にゴマをする →出世する
仕事頑張る → 上司にゴマをすらない →出世しない
そんな不公平なことはないと思いたいですが、統計的に事実のようです。
皆さまの会社にも、「ゴマすり」が上手くて、出世をしている人はいませんか?
図々しさ
昇給の面接をするとき、自分本位に昇給を要求する人のほうが、昇給を要求しない人より年収が高くようです。
遠慮気味の人は、損をして、図々しいタイプの人が出世する。
これも統計的には、事実のようです。
日本人の謙虚で真面目な姿勢とは、真逆の精神で、私はどちらも大嫌いですが、統計的には、「ゴマすり&図々しい」人は、謙虚で親切な人よりも、出世をする残酷な統計があります。
引用 残酷すぎる成功法則
絶対権力者は、神となる
次々と悪事が出てくる日産の横領問題。
なんで、日産の社員が長年もの間、ゴーン氏の悪事を見て見ぬふりをしていたのか、不思議と感じている人も多いと思います。
私は、日産で働いたことはありませんが、その状況は、とても理解できます。
絶対権力者であるゴーン氏に意見できる人など社内で誰もいなかったのでしょう。
文句を言えば、クビになる。悪事を黙認し、悪事に協力すると出世をする。
それは仕方ないです。
極端な例で言うと、金正恩が例え間違った事をしていても、北朝鮮では誰も逆らえないのと同じです。
1人の人間に権力が集中すると、絶対権力者が生まれます。
そんな絶対権力者は神となり、誰も刃向かう事はできないのです。
上を見て仕事をする
東芝のチャレンジ問題。
なぜこの問題が起きたかと言うと、みんな現場の数字を無視して、上に気に入られる数字だけを架空で作って上に報告していたわけです。
オリンパス事件も、不正を暴いた外人新社長は、絶対権力者に解任をされました。絶対権力者は、社長ですら解任できるパワーを持つことがわかります。
上を見て仕事をする。
時には、必要かもしれませんが、それが過ぎると、必ずボロが明るみに出て、結局はもっと大きなモノを失ってしまうのです。
出世とズルさの残酷な関係
- ゴマすり
- 図々しさ
- 傲慢さ
- 上を見て仕事をする
これらばかりをやっていると、本人は出世や成功がはできるかもしれませんが、どこかで歪みが出て、結局は、自分が損をし、他人の人生や会社そのものも台無しにしてしまいます。
私たちは、どうしたらいいのか?
少しズル賢いくらいが丁度良いです。
- 仕事で成功したら全力でPR
- 仕事で失敗したら、何も無かったかのように静かに
- 昇給面接は、上司が困らない程度で自己PR
- 上司へのゴマすりも時には必要
- 嫌いな人とは、距離を置く
- 仕事を断る勇気をもう
多少はズルさを持ちながらも、しっかりと実績を積み重ねていくと、いつかは日の目を見ることができます。
残酷すぎる成功の法則、くそ真面目な人ほど、読んで欲しいです。
それでは ぐっさん。