裁量労働制
私は現在、裁量労働制で働いています。
裁量労働制は労働基準法の定めるみなし労働時間制のひとつとして位置づけられており、この制度が適用された場合、労働者は実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなされる。業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務に適用できる。(Wikipedia 裁量労働制)
なので、残業をしても、しなくても給料は変わりません。
労働時間に関係なく給料が一定なので、
残業する = 時給が下がる
定時退社 = 時給が上がる
ということです。
この図式だけを見ると、だれでも定時退社が良いと思いますが、そうはいきません。
なぜなら、定時で終われない程の仕事量を皆が抱えているからです。
会社側は、全員定時で帰れる職場や職種には「裁量労働制」を採用しません。
「裁量労働制」を導入したほうが、会社側の人件費を抑えられる場合に、この仕組みを導入しているケースが多いと思われます。
裁量労働制だから、早く帰って、給料もアップ!
そんなおいしい現実はありません。
定時退社にこだわる
労働時間に関係なく、給料が変わらない勤務をしている人こそ定時退社にこだわりましょう。
1秒でも早く帰宅する。
これだけを毎日こだわっていると、確実に実力がアップします。
定時退社がもたらすパワー
定時退社キャラができる
毎日定時に退社していると、周りの人から、定時退社キャラと認定されます。
定時退社キャラができると、仕事を依頼する側も短納期の仕事など振らなくなります。
定時で帰ると評価される
毎日定時退社をしていると、周りから確実に評価されます。定時退社で帰るには、短時間に仕事を終わらせる必要があります。
たとえば、100の仕事があるとすると、定時までに100をしなければ帰れません。
毎日、100の仕事を定時迄でやっていると、上司から、110の仕事をその日にやるように言われます。でも110の仕事を定時でやると、さらに、120の仕事をその日にやるようにいわれます。
このように毎日定時で帰ると、仕事ができると思われ、仕事量がどんどん増えます。笑。
でもよっぽどブラックでない限り、100の仕事が、200にはなりません。理由は、周りの人間の仕事量と比較するからです。毎日100すべき仕事量を、120やっていて定時に帰ると、上司も周りも何も言えなくなります。
定時退社で帰るということは、仕事が誰よりもできる人間にならないと実現できません。なので、毎日定時退社で帰れる人は、とても評価されるのです。
上司は一番最初に帰るべき
職場で一番偉い人は、真っ先に帰る努力をしましょう。上司が残業していると、部下は帰りづらいものです。私は、自分の仕事が終われば上司に関係なく帰るタイプですが、気にする部下もたくさんいます。上司は、真っ先に帰宅する。これが良い職場になる秘訣です。
自分の時間を大切に
早く帰ることによりできた自由時間は、自分の趣味や勉強、家族の時間に使えます。私のように、読書、英語、ブログに時間を割くことも出来ますし、ジムで体を鍛えるのもありでしょう。
この数か月、定時退社とはほど遠い仕事生活を過ごしていますが、定時で帰れないのは、今の実力がないだけ。もっと効率よく結果をだせれば、早く帰れます。
皆様も定時退社にこだわって、日々の仕事に取り組みましょう!
それでは ぐっさん。