バカと付き合うな
ホリエモンの本は、ついつい買ってしまう。
何が面白いかというと「まえがき」がいつも胸に刺さる。
少し自分の感情を逆なでられ、でも引き込まれる。
そんなこんなで、またホリエモンの新刊を購入しました。キンコン西野さんとの合作です。
タイトル「バカと付き合うな」
強烈なタイトルです。
やっぱり、読んでてテンポが良いので、サクッと読めました。
この本では、いろんなバカのタイプが紹介されています。私もあてはまる部分が多く、自分もなんてバカなんだと実感した次第です。
そのなかで、特に私がバカだなと共感した章をご紹介します。
ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ
能力Aと能力Bを同時に持つ人物となれば、「100人にひとり」×「100人にひとり」で、「1万人にひとり」の人材になれる。さらに能力Cを得れば、「100万人にひとり」の人材。立派なレアカード人材のできあがりです。
ひとつの仕事で一生を生き抜くなんて、天才にしかできない生き方です。
私は、同じ会社で20年働いている。それもほぼ同じ職種で分野も能力も偏っている。この本で言うと、100人に1人の人材の枠だ。さらに100人に1人の優秀な人物ではないので、ホリエモンの言う、レアカードに全然なれていない。
社内の周りの人を見るとどうか。私と同じ仕事を30年以上やっているおっさんばっかりだ。レアカードを持つ人など一人もいない。それでもバブル組以上の世代は、金銭面でしあわせなれた。一人一つの仕事枠だけで、50代や定年を迎えられた。正直羨ましいかぎり。
これからひとつの仕事しか出来ない人間の給料は、激減する。職種によっては、AIに仕事を奪われる可能性もある。また、定年70年時代がもたらすインパクトは、給料テーブルのフラット化だ。70代まで雇用が義務化されると、社員の給料は、今までのようには、絶対に上がらない。年功序列で給料が上がる時代も、一部の企業を除き、完璧に終わった。
今、私の周りの人は、
70代定年化で雇用が伸びる。ラッキー!
働き方改革で、早く仕事が終えれる。ラッキー!
副業解禁。お小遣いが増える。ラッキー!
AI普及で働かなくても、ベーシックインカムがもらえる。ラッキー!
こんな考え方を持つ方もたくさんいるのが現実。
一つの仕事だけで生きていける人は、天才
私のような凡人が、一つの仕事しか出来ないと、給料は確実に下がり、AIに仕事を取られ、最悪仕事もなくなる。
この現実をもっと自覚しないと。
今、政府が推進する働き方改革は、全国民フリラーンス化への準備運動。一つの仕事しか出来ないと給料は貰えなくなりますよ。という意味。
このあたりをわかりやすい言葉でズバッと言うのが、いつもホリエモン。
だからこそ、今レアカードにならないと、将来の仕事は、無くなります。
どうしていくのか
今の仕事を頑張る。
新しい仕事にも、いつもチャレンジ。
今の習慣を続ける。
レアカードには、なれないかもしれないけど、何も考えていない人よりは、前にいける。
凡人のバカなので、コツコツ頑張ります。
それでは
ぐっさん。