70歳まで雇用を発表
安部首相が、2020年までに、企業の労働を65歳から70歳まで伸ばす指示をだしました。恐らく実現される方向で進むと思われます。
アラフォークライシス
下記の図の通り、氷河期組と呼ばれるアラフォー世代は、
就職氷河期等で大変苦労を重ねている世代にも関わらず、給料面で冷遇を受けています。笑。私もその人。(42歳)
もし、雇用が70まで続くとなると、どうなるのか。
この表でいうと、50~54歳のバブル組世代の雇用が延長されることになります。
バブル組世代の人は、景気の良い時代を過ごしているだけあって、
- お金の使い方を知っている。
- 遊び方を知っている。
- 後輩がたくさんいて、人の使い方を知っている。
- なぜか、自身に満ち溢れている。
=優秀な人が滅茶苦茶多い
現に、今の大企業は、50~54歳の世代で、会社を回しているのではないでしょうか。
少なくとも私の会社のこの世代は、いろんな意味で最強の世代です。
一方で、
われら氷河期組、アラフォー世代はどうか?
- いつまで経ってもバブル組を支える仕事。
- 後輩が少ないので、マネージメントスキルが低い。
- 失われた20年を過ごしているので、バブリーなお金の使い方をしらない。
=器用な人は、滅茶苦茶多いが、上が詰まっているのでなかなか出世できない。
70歳まで雇用になると
70歳まで雇用になるとどうなるのか。
企業が社員に払う生涯賃金は、おそらく変わらないので、
給料の上昇カーブが大きく抑えられると思われます。
これにより、一番キツイのは、20代から30代。
さらに、40代は、最強バブル組がまだまだ元気で会社に残るので、
出世のポストも少ないし、給料も今よりは上がらないし、最悪です。
私たち、アラフォーは、何か悪いことをしたのでしょうか。
この70歳までの雇用延長で、
得する人、損する人がいるのは、確実です。
このニュースを見て、アラフォークライシスは、
永遠に続くと感じました。
それでは
ぐっさん。