やる気はやる前に出ない
習慣づけをする為に、あらゆるテクニックを丁寧に解説しているこの本
とても勉強になります。
本日2回目、読破しましたが、特に共感した言葉を
皆様にお伝えします。
やる気は、やる前に出ないと知る。
毎日運動をする習慣がなかった頃、僕はジムに行った後にバーベルをあげたり走ったりすることより「ジムに行くこと」自体のほうが難しいことに気づいた。
バーベルを持ち上げている時に、ジムから帰ろうかどうしようかなど、逐一迷わない。しかし、ジムに行く前には「今日は行くべきか、サボってしまうか」と散々迷ったり「今日はなんかやる気がでないなぁ」などと考えてしまっていた。
問題は「やる気」というものが、待っていればどこからか自然にやってくるという思い込みだ。これが間違いであることは、脳科学者の池谷裕二さんの次の言葉が完璧に表現している。
「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の側坐核(そくざかく)が活動するとやる気がでるのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」
昔、学校が嫌で、仮病を使って休もうと思った時に、
無理やり母に学校に送りだされたことありませんか?
学校に行くと、意外と元気になり、1日普通に過ごせてしまいます。
この現象、
塾もそう、部活もそう、仕事ともそう、
みんな当てはまります。
でも、やる前に嫌気がさすと、人間は、その場で
大きくやる気を失ってしまいます。
結局は「やる気」は、やらないと出ないのです。
でも多くの方は「やる気」は、やる前に出ると思い込んでしまい、
やる事を辞めてしまいます。
非常に勿体ないです。
誰でも体調が優れない時やテンションが上がらない時があります。
でも、やる前に辞めてしまうと、「やる気」を出す場面が一切ないので、
さらに心が沈んでしまいます。
一番大事なことは、やり始めること。
どんなに「やる気」が出なくても、最初の一歩をやってみること、
やっていると「やる気」がどんどん出てきて、
最初に悩んでいた事など、吹っ飛びます。
- やる気は、やる前に出ない
- やる気は、やっていると出る
この2つのルールを覚えていれば、
やる気が出ないことが正常に感じられます。
ぜひ、この知識を備えて、とりあえず
やってみる習慣をつけましょう。
それでは
ぐっさん。
ps
佐々木さんの生き方にとても憧れます。
ヨガ、読書、お酒をやめる、こんな風に生きれたらいいのに。
何か一つの事を継続できない人は、ぜひバイブルにしてください。
この本の中で紹介されているお酒の辞め方も、素晴らしいです。