情報編集力
これからの時代に欠かせないのは情報編集力である。
「本を読む人だけが手にするもの(著者 藤原和博先生)」
に書かれていた言葉です。
この言葉と本の内容、とても共感しました。
21世紀の成熟社会で必要な力「情報編集力」とは何か。
この力を磨く為にはどうしたら良いか?
この素晴らしい本を読んで感じたことをご紹介いたしますので、
興味のある方は、ぜひ、聞いてください。
情報処理力と情報編集力の違い
※著書より、引用させて頂きます。
これらの時代、「情報処理力」よりも、「情報編集力」が必要になってきます。
情報処理力とは?
20世紀までの成長社会では、情報処理力が求められてきました。
情報編集力とは、決められた世界観の中でゲームをするとき、いち早く正解を導き出す力のことを指す。正解を早く当てられる力だ。
この能力は、ジグゾーパズルを早くやり遂げられる力に例えられる。
ある一つのピースを置く場所=正解は、たった一つしかない。
それをいかに早く見つけるかという「頭の回転の速さ」が求められる世界である。
情報編集力とは?
21世紀の成熟社会で求められるのが情報編集力である。情報編集力とは、身につけた知識や技術を組み合わせて、「納得解」を導き出す力だ。
正解をただ当てるのではなく、納得できる解を自らつくり出すところがミソ。
情報処理力が「アタマの回転の速さ」だとすれば、
情報編集力は「アタマの柔らかさ」といえる。
※著書「本を読む人だけが手にするもの」より引用
今、情報編集力が求められている時代!
みなさんの会社の中で、替えの利かない優秀な人を
イメージしてください。
その人は、アタマの回転の速さよりも、
誰にも真似できない柔軟な発想の持ち主ではありませんか?
その人は、情報編集力が高い人です。
ときに「アイディアマン」と呼ばれたりもします。
このような人は、社内、社外を問わず
大変重宝される人です。
そして、これらの方の特徴としては、
よく物事を知っています。
- 他社のサービスや商品
- 新サービスや新商品
- 世界の動向
- 消費者のニーズ
今の時代、なかなか0から1作り出すことは困難です。
だから情報編集力の高い人は、
いろんな価値、サービスの掛け合わせで、
新しい価値を作り出します。
アイディアマンの人ってその場で、
新しいネタを考えれいるわけでもなく、
情報編集力によって、アイディアを生み出しているわけです。
これが出来る人が、21世紀以降の「成熟社会」で間違いなく
活躍できる人ですし、私もそんな人間になりたいです。
どうやったら「情報編集力」を磨けるのか?
情報編集力を磨くには、大量の情報のINPUTが必要です。
情報のINPUTで、一番良い方法は
それは「読書」です。
大量の「読書」を行うことで「情報編集力」が磨かれます。
著書「本を読む人だけが手にするもの」の中で、
下記の読書が「情報編集力」を伸ばすと書かれています。
- コミュニケーションする力を磨く読書
- ロジックする力を磨く読書
- シュミレーションする力を磨く読書
- ロールプレイングする力を磨く読書
- プレゼンテーションする力を磨く読
- 複眼思考※を磨く読書
※複眼思考とは「自分のアタマで考えて、主体的な意見を持つ」
=本質を洞察する能力
でも読書をするとき、いちいち、
これらスキルを磨こうと意識して読書はしていないですよね。
なので、一番簡単で確実な方法は、
あらゆるジャンルの本を、たくさん読む事です。
この多読を続けることで「情報編集力」は確実に磨かれます。
ブログでも「情報編集力」は磨かれる?
人気ブロガーは、例外なく
「情報編集力」がとてつもなく高い人です。
あらゆるソースをウォッチして、
編集し、誰もが驚く素敵な1記事に仕上げます。
でも人気ブロガーは、最初から
「情報編集力」が高かったのでしょうか?
違います。
一部の天才を除いて、長年ブログを書き続けた人、
ブログを辞めなかった人が、人気ブロガーになっています。
大量の情報のINPUT(読書など)をして、
ブログの記事を書く。
大量の情報のINPUT(読書など)をして、
ブログの記事を書く。
この繰り返しです。
この繰り返しの過程で「情報編集力」が高まり、
人気ブロガーになったはずです。
私は、このような人気ブロガーを何人か知っていますし、
とても尊敬しています。
情報編集力のまとめ
最後にまとめです。
- 21世紀「成熟社会」で活躍できる人は、情報編集力が高い人
- 情報編集力は、大量の読書で磨かれる
- 情報編集力は、ブログを書く過程でも磨かれる
みなさん、この「情報編集力」を磨くために、
大量の読書とブログを継続しましょう!
この本最高です。
人生のプラスになることがたくさん書かれています。
ぜひ読んでください!
それでは
ぐっさん。