ぐっさんの考え

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新規事業

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新規事業

今週の水曜日、私が進めてきた

新規事業の承認会が社内でありました。

 

社内のプロジェクトチームで

約4ヶ月間準備を進めてきた企画です。

 

結果は、Go。

 

前に進める事ができました。

 

私自身、この20年の会社員生活で、

数回しか経験していないレベルの

大事な事業のスタートです。

 

今の気持ちは、

企画が通った喜びはもちろんありますが、

 

それ以上に

たくさんのお金と

社内リソースを使うプレッシャーを強く感じ、

期待と不安が入り混じった状態にいます。

 

失敗事業の経験

 

私が最初に企画して立ち上げた

事業は、大失敗で終わりました。

 

約9年事業を継続しましたが、

最後まで採算ベースに乗せられず事業を中止しました。

 

この事業で会社に与えた損失額は、

私の生涯賃金ぐらいです。

 

会社には、大変申し訳なく感じています。

 

絶対に成功するという思いで初めた事業でした。

 

もう自分の子供のような存在で、

いろんなアイディアを詰め込み

苦労して事業を切り盛りしました。

 

でも

 

計画通りに売上が上がらない。

 

いろんな策を出しても当たらない。

 

実力不足で周りの上司や先輩に猛烈なプレッシャーをかけられる。

その中で初めて鬱も経験しました。

 

そして一番辛かった事は、

会社に損害を与えているのに、

自分は給料をもらえる惨めさ。

 

その期間、会社に申し訳ない気持ち

一杯で仕事をしていました。

 

でもどうあがいても売上は上がらず、

最後は自分自身でサービスを終わらせました。

 

次のチャンス

会社員を長くしていると、次のチャンスは

必ず回ってくるものです。

 

それ以降の新規事業は、

この失敗の経験をバネにして、

なんとか成功を収める事ができました。

 

それで、今、なんとか生き延びている次第です。

 

失敗事業を経験したからこそ、

次のチャンスをモノに出来たと自分では

思っています。

 

新規事業は企画者本人しか成功に導けない

 

新規事業の話に戻ります。

 

今回の事業は、絶対に成功させます。

 

私が会社を辞めても、

収益をあげ続ける事業に育てます。

 

新規事業は、企画者自身の熱力でしか成功できない事を

私は過去の経験から体感しています。

 

新規事業の企画者が、サービス立ち上げる前に

抜けるとすると、その事業はかなりの確率で失敗します。

 

自分の企画には、力が入るけど、

人から引き継がれた企画だと

どうしても熱量が下がります。

 

当たり前ですね。

 

だからこそ、新規事業は、

言い出した本人しか成功に導けられないのです。

 

会社員としてのリスク

 

新規事業に挑戦して失敗する。

 

起業家や自営業者の場合、大きな資金を失う事になるので

失敗イコール、企業の活動停止に追い込まれるインパクトがあります。

 

でも会社員は、事業で失敗しても

身銭を切ることはありません。

 

失敗すると、会社、社員、その他関係者に大き

く損失を与えますが、個人の損失にはなりません。

 

卑怯な言い方かもしれませんが、会社員は、

大きな事にチャレンジできるし、

失敗しても金銭的ダメージがない素晴らしい環境にいます。

 

だからこそ会社員は、

新しい事にドンドンチャレンジすべきなのです。

  

 

 チャレンジした事がない人

チャレンジした事がない人は、

チャレンジする人の気持ちがわかりません。

 

だから、チャレンジする人を

否定したり、足をひっぱたりします。

 

逆にいつもチャレンジしている人は、

チャレンジする人を応援します。

 

この差は、非常に大きいです。

 

もし自分自身で新しい事にチャレンジする場合、

社内でチャレンジしている人にアドバイスを求めましょう。

 

きっと応援してくれます。

新規事業の必要性

どんな商品でもライフサイクルがあり、

永遠に売れ続ける商品などどこにもありません。

 

だから企業が発展と継続するには、

新規事業に挑戦する必要があります。

 

だから、新規事業を企画する人は、

会社も応援します。

 

若い人へのアドバイス

 

  • 失敗が怖い。
  • たくさんのお金を使うのが怖い。
  • 仕事増えるのが嫌だし面倒。

 

社内で自分の企画を推し進める事は、

とても勇気がいる事です。

 

でも今の会社に新規事業コンテストなどの

制度がある場合、絶対にチャレンジすべきです。

 

私のように大きな失敗をする事に

なるかもしれませんが、ゼロからイチを生み出す経験は、

やった人しか身につきません。

また大失敗しても大きな経験が自分に残ります。

 

その経験を20代や30代で経験出来ている人と

いない人では、言葉にできないくらいの

大きな実力差が生まれます。

 

私は、20代に運良くその経験ができました。

 

もし今の環境で、チャレンジできる場を

与えられている場合、一度は人生をかけてトライしてください。

 

その努力は絶対に無駄にはなりません。

 

最後の挑戦

 

私の将来やりたいことそれは、

「雇われない、雇わない生き方」

 

www.gusan42.com

 

この生活を手に入れるために、日々の会社生活を頑張っています。

私のこの理想の働き方では、今取り組んでいるような

新規事業はおそらく出来ません。(お金、人的リソース面で)

 

だからこそ、今の新規事業を会社員生活、最後の

挑戦と思って挑むつもりです。

 

 

 

それでは

 

ぐっさん。