約7年前に購入したMacBookPro(13-inch, Early 2011)をSSDに変更しました。
今日の朝10時頃から開始し、いろいろハマってしまい15時頃にようやく完了しました。
暇つぶしでやった古いMacのSSD化、ここまで時間がかかるとは思いませんでした。
結果的に、超遅かったMacBookProがSSD化によりめちゃくちゃ早くなりました。
古いMacbookPro使っている方は、是非、挑戦してください。
※忙しい方は、一番下のまとめだけ読んでください。
- MacBookPro2011SSD化の為に準備したもの
- HDDをSSDに交換する
- リカバリDVDからのMacOS 10.6.6の再インストール
- OSXElCapitanにどうしてもアップデートできない。途中で止まる。
- SSD化をする為にかかった経費
- SSD化でどれぐらい早くなったのか?
- MacBookPro(13-inch, Early 2011)SSD化の作業まとめ
MacBookPro2011SSD化の為に準備したもの
MacBookPro(13-inch, Early 2011)
約7年前に渋谷のアップルストアで購入。CPU は「Sandy Bridge」です。
トルクスドライバーT5(HDDのネジを外す)
精密ドライバ

アネックス(ANEX) 精密ドライバー +00×50 No.3450
- 出版社/メーカー: 兼古製作所(Anex)
- メディア: Tools & Hardware
- 購入: 24人 クリック: 73回
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2.5インチのSSD
自作PCに使っていた余り物を使用。
MAC OS X インストールディスク(OS version 10.6.6 Disc 1.0
※購入時に入っていた再インストールDVD
HDDをSSDに交換する
①精密ドライバーを用意します。
②MACの裏蓋をあけます。ネジ10本を精密ドライバで外します。
③左下に見えるのがHDDです。
④HDDを外します。
⑤トルクドライバーでネジを外す。
⑥SSDと交換
HDDの星型ネジをトルクドライバーで取り外し、SSDにつけます。
MACのネジを外してから、SSD交換までは約10分以内に終わります。
超簡単ですね。女性でも道具さえ揃っていれば問題なくできます。
リカバリDVDからのMacOS 10.6.6の再インストール
①このリカバリDVDをSSDに交換したMacBookPro(13-inch, Early 2011)に入れます。
②インストール画面にそって入力します。
ディスクユーティリティでパーティションを作ってくださいとエラーが出ました。
画面上部のディスクユーティリティにて、対象のHDDを初期化しました。
Mac OS 10.6.6は、まったく問題なく再インストールできました。
OSXElCapitanにどうしてもアップデートできない。途中で止まる。
ここから、かなり難航しました。
リカバリディスクからMac OS 10.6.6は、インストールできましたが、そこからアップデートが一切できません。
Macの通常のソフトウェアアップデートをかけると、ダウンロードに失敗しました。
再起動しますか?と聞かれるので、再起動すると、途中でPCが固まってしまいます。
このページからアプリストアに入って、ダウンロードをクリックしても、ダウンロードがはじまりません。
何をやってもアップデートできず困っていたところアップルのサイトで下記の記事を見つけました。
option + command + Rで再インストール
option + command + R | Mac と互換性のある最新のバージョンの macOS にアップグレードします。2 |
2. macOS Sierra 10.12.4 以降にアップデートしていない場合、「option + command + R」キーを使うと、Mac に付属していた macOS、またはそのバージョンに一番近い、現在も利用可能なバージョンがインストールされます。
なるほど。このページに書かれているように、option + command + Rにて、再度、MacOS Xを再インストールしました。
option + command + Rから再インストールした状態で、ElCapitanのインストールボタンを押すと、インストールが始まりました。やった。
この方法がわかるまで、約2~3時間ほど悩んでいました。。解決してよかった。
ついにHigh Sierraがインストールできました。
ElCapitanからHighSierraまでのアップデートは、超簡単。
時間はかかりますが、下記のリンクよりアップデートをかけるだけで、すんなりインストールできました。
SSD化をする為にかかった経費
SSD 0円
家で放置されていた120GのSSDを使用しました。
持っていない人は、2.5インチのSSDを買いましょう。今だと256Gでも7,000円ぐらいで買えますね。古いMacbookは、最新のSSDを入れても能力を発揮できないので、このぐらいのSSDで十分だと思います。

KINGSPEC SSD オレンジ SATA 6Gb/s インターフェイス対応 P3-256
- 出版社/メーカー: KingSpec(KingSpec)
- 発売日: 2017/12/08
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トルクレンチ & 精密ドライバー
これも家にあったので、追加費用なしです。ホームセンターやAmazonで買っても両方合わせて1,000円ぐらいで購入できます。
私は、余り物のパーツで無料でできました。家のSSDや工具がない人も8000円ぐらいでSSD化できます。
SSD化でどれぐらい早くなったのか?
全く別物のパソコンになったぐらい、動きがサクサクになりました。
体感的には、昨年購入したThinkPad X270と同レベルの速さですね。
起動もアプリの動作も文字の変換も、新品時より早くなっています。
これは凄い。。
2011年のMacbookProに最新のOSを無料でインストールできるなんて、ほんとAppleさんは、素晴らしい会社です。。
MacBookPro(13-inch, Early 2011)SSD化の作業まとめ
私は、ElCapitanへのアップデートにかなり時間がかかってしまいましたが、
以下の手順だと、約2時間で終わると思います。
1.準備するもの
2.再インストール方法
- 裏蓋をあける
- HDDをSSDに交換
- リカバリDVDより新規インストール
- インストール直後option + command + Rで再インストール(重要)
- ElCapitanにアップデート
- Sierraにアップデート
Apple製品は、購入時点で少し高いですが、最近は、消費者が長く使えるように企業努力をしてくれています。iPhone5Sも、新OS対応が決まりました。
ガジェット好きとしては、次々買い替えていく楽しみもありますが、
このように古い機材を復活して利用するというのも、また新しい楽しみ方で機材に愛着もわきますね。
もし2011年頃に購入したMacBookProをお持ちで、最近スピードに不満がある方は、このSSD化挑戦してもよいと思います。
それでは
ぐっさん。