超売れっ子デザイナー「佐藤オオキさん」のスピード仕事術を読みました。
その中でとても共感したパートがありましたので、皆様にご紹介します。

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術
- 作者: 佐藤オオキ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
”恥ずかしい”という心のブレーキを外す
スピード仕事術からの引用です。
私は学生時代、戸山公園でホームレスの人たちと何度か飲んだこともあります。そこで、彼らが「いやぁ、痛風になっちゃって」「俺は糖尿だ」などと話ししているのを聞いたとき、私の中で一つのブレーキが壊れました。日本では、ホームレスになっても痛風や糖尿病になるくらいの生活ができる。。。。そのことを目のあたりにすると、怖いものがあまりなくなってしまったのです。以来、私の中にはいつも「死ぬのは怖いけど、その手前ぐらいまでなら行けるな」という感覚があります。もしかすると、これが大学時代に勉強したことの中で一番大きかったかもしれません。「たとえ最悪の状態になったとしても戸山公園がある」と思えば、心配をすることに抵抗がなくなりますし、どんなことにも飛び込める覚悟が決まるからです。
佐藤さんは、この経験以降、失敗することの恐怖から解放されて、人前で間違ったことを言ったりやったりしてしまっても、それを引きずることなく前に進むようになったようです。
私もこの部分は、まさに同感です。
自分の失敗やミスを一番気にしたり引きずるのは、実は自分だったりします。
- 失敗したらどうしよう。
- 間違ったらどうしよう。
- この完成度で大丈夫か。心配。
- 緊張して上手く話せなかったらどうしよう。
このような思いで、自分の行動が止まってしまった方が逆にデメリットが大きいのです。
羞恥心や恐怖心のブレーキを外すと、仕事のスピードはぐんぐん上がります。失敗をどんどん重ねられるので、そこから多くのことを学べますし、失敗したからといってクヨクヨすることもありません。こうして経験を重ねていけば、さらに仕事の質やスピードが上がっていくというサイクルが生まれます。
失敗を恐れたら何もできない、ホントその通りですね。
恥ずかしい経験をプラスに変える
堀江貴文さんも、羞恥心や恐怖心など恐れず、どんどん行動する方が上手くいくといくつかの著書で述べられています。
このDaiGOとのババぬき対決、ホリエモンは無残にも惨敗するのですが、
自分の失態を世間に大きくさらけ出した事で、一気に共感度が上がったようです。
実は、狙ってやっていたわけですね。策士です。
(まだ見ていない人はどうぞ、面白いです。)
私は、大阪で約5年勤務しました。
関西人って話の会話にオチをつけないと、
「それで何?」「オチは?」
と意味不明な事を言ってきます。
芸人じゃないので、話にいちいち「オチ」なんて考えませんが、関西人には通用しません。
そして、関西人は、人をイジるのが大好きです。
自分が恥をかくことを言ったりしたりすると、物凄いツッコミを入れてきます。
関東人には全く迷惑な話ですが、逆に関西人からすると、人の話にツッコミを入れない方が失礼という考えがあるようです。
また、人が恥をかいて、その場に笑いが生まれたりすると「おいしいなぁ」とか「イイとこ、もってくなぁ」とか言って褒めてくれたりもします。
私は、大阪で5年間仕事をして、
「恥ずかしい事を経験しても、自分の評価がプラスになる」
ことがあると知りました。
私は今東京で仕事をしていますが、自分のダメなところや情けないことを出来るかぎり同僚にさらけ出しています。
一言でいうと「カッコつけない」です。
恥をかいても、全然問題なしです。
大失敗をしても、次に繋げ「結果的には良かった」にもっていきましょう。
恥ずかしい心のブレーキを外すと、いろんな事が上手くいきます。
佐藤オオキさんの「スピード仕事術』には、このエピソード以外にも目から鱗の仕事術が満載です。
今の仕事をスピードアップした企業人の方は、是非ともお読みください。

400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術
- 作者: 佐藤オオキ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
それでは
ぐっさん。