茂木健一郎先生の
頭は「本の読み方」で磨かれる
を読みました。
読書本マニア(笑)のぐっさんとしては、
とても勉強になりました。最高の読書本です。
全部よかったのですが、1ページ、心にぐさっとくる図がありましたので、
みなさまにご紹介します。
下の図を見てください。
読んだ本の数だけ、高いところから世界が見えるという図です。
横軸
横軸は、本のジャンルを表しています。いろんなジャンルの本を読むと
ブロックが横に広がります。
なので、雑誌でも小説でも政治でも宗教でも漫画でも、
いろんなジャンルの本を読むことで、動き回れる横幅ブロックが増えます。
横幅ブロックが広がると、その上に立っている人は、
自由に動き回れる余裕があります。
この幅は、人の余裕や懐の広さにつながるのですね。
縦軸
縦軸は、そのジャンルにおける積み重ねで、高くなります。
同じジャンルの本ばかり読むと、どんどんブロックが高くなります。
人間は、本を読むことで、このブロックの上から世界をみます。
この高さが、物事をみる抽象度の高さですね。
本を読んでいる人は、世界を高いところから見られるので、
とても有利です。
逆に本を読んでいない人は、世界を低いところからしか見られないので、
とても不利です。
この図、シンプルですがとても気に入りました。
同じジャンルの本ばかり読むことも、けして無駄ではありません。
広いジャンルの本を少しずつ読むことも、けして無駄ではありません。
本を読めば読むほど、足場が増えて、より遠く、より多くの事が
見えるようになるのです。
この本には、このこと以外にもたくさんの
読書の効果が紹介されております。
読書で視野を広げたい方は、是非、お読みください。
それでは
ぐっさん。