約2日前に購入、一気に読み終えました。この本の著者は、幻冬舎の社長「見城 徹さん」です。
この本は、流石、幻冬舎の社長が書かれた本という事もあり、読み手を本の世界に引き込む力が凄いです。寝る時間も忘れて一気に読破しました。
最近の読書スタイルは、もっぱらKindle。Kindleには、気になった部分に付箋を貼る機能があります。本を読みながら、感動した、後で読み返したい、誰かに伝えたいという部分には、付箋をつけていきます。
今この本を読み終えて、付箋のリスト見たら、なんと46個所もつけていました。
ここ最近読んだ本の中では断トツに多いです。
それぐらい、自分の中で後からゆっくり消化したいと思える、心打たれる言葉が多々ありました。
読み終えた率直な感想を書きます。
見城徹さんの生き様が凄い。
圧倒的で情熱的。この本には、超有名作家と共に過ごした見城徹さんの濃密な人生がたっぷり詰まっています。その生き様は、誰もが真似できるというレベルではありません。見城さんは、多くの何かを犠牲にし、極端に振り切っている人生を歩まれています。まさに狂気の世界と言っても過言ではありません。そんな人生を過ごされた中で、時の巨人作家との出会いで名書が次々と生まれています。エンターティメント性もあり、とても興味深く読ませて頂きました。
読書テクニックの本ではない。
今流行りの速読とか、斜め読みとか、目次読みとかそんな話は、一切ありません。笑
見城さんが読書を通じて何を学んだか、見城さんがどんな本を読んで人生を考えたのか、巨人作家とどういう関係で本が誕生したのか。全て、見城さんの実体験がベースで書かれています。
名書がたくさん紹介されている。
見城さんが影響を受けた本。見城さんが発刊に関わった本については、巨人作家とどのような成り立ちで本が誕生したのかが書かれています。この本に紹介された本の中でまだ読んでいない本もたくさんありました。私にとって、それら本を紹介いただけるだけでも大きなメリットです。
この本は、間違いなく名書。
とても熱狂的な本なので、読み手によっては、賛否両論が必ずあります。
私は、この本に長く関わりたいと感じました。そして何度も何度も読みたいです。
今の私の読書レベルでは完全に理解できない部分が多数ありました。
この本で紹介されている本を1冊ずつ読むことで、この本で見城さんが読者に言いたかったこと、感じてほしかったこと、ゆっくり消化していきます。
この本は、私にとっての古典になりますね。
どんな人にも読んで欲しい。
嫁、息子、友人、職場の上司や後輩にも読んで欲しい。こんな本なかなか出会えません。
個々の読書量によって今は理解に苦しむ部分もあるとかと思いますが、長く付き合える一冊なので自分の成長に合わせて、この本と対話していきましょう。私も頑張ります。
こんな素晴らしい本がたった1,400円(kindleの場合)で買えるという奇跡に感謝!
それでは
ぐっさん。
(2018年6月10日追記)
付箋をつけた部分と本書に登場する本について、
追記しました。
先日、思わず読書したくなる読書本7冊という記事を書きましたが、
この本「読書という荒野」も下記のリストに付け加え更新しました。
(7冊→8冊に変更)